おしごと(モンテッソーリ活動)について
本園は、こどもの自立を手伝うため、モンテッソーリ教育を行っています。
モンテッソーリ活動のことを「おしごと」と呼んでいます。
モンテッソーリ教育は領域ごとに分かれており、
「日常生活の練習」 「感覚教育」 「数教育」 「言語教育」 「文化教育」 の
5つの領域で構成されています。
この中で、子どもたちがやりたいお仕事を見つけ、取り組みます。
私たち保育者は子どもたちがその活動を最後までやり遂げることができるように手助け・サポートを行っています。
今回は、「日常生活の練習」についてお話しようと思います。
「日常生活の練習」とは、名前の通り、日常生活で行う動作を取り入れた活動になります。
指先・手先の力が未熟な子どもたち。その為、指先・手先をたくさん使う分野になります。
❝あけうつし❞ というお仕事は、その名の通り、二つの容器を使って空けたり移したりするおしごとです。
この写真は色水を使ってあけうつしをしておます。
色水のあけうつしの前段階で、ミルクピッチャーの中に大豆などの豆や穀物を入れたあけうつしをクラス内に置いて、慣れてきたら色水を出すようにしています。
ミルクピッチャーをお皿に変えて、その中に同じく豆などを入れ、
そこにスプーンを付けると、スプーンを使ったあけうつしに教材が変わります。
通す おしごと
ひもの太さを細くして段階を上げて指先の力を更に使えるようにしていきます。
切る おしごと
最初は1回で切れる紙の長さを準備します。
少しずつ段階を上げていくと、形のある物が切れるようになっていきます。
上の写真の果物や野菜も子どもが自分で切ったものです。そこに色を塗っているところです。
他にも、、、お箸を持てるようになるための補助教材として、
ピンセットを持って色別に仕分けをするおしごとや、
同じ色の所に洗濯バサミをはさむおしごとや、
機織りのおしごとは最後まですると、カバンにもなります♪
疲れたら、お茶を飲んで休憩♪
他にもたくさん日常のおしごとがあります。
自分のやりたいお仕事を思い思いに見つけ、取り組んでいます。
クラス担任は、子どもたちに合わせた教具・教材を様子を見ながら置いたり、段階を上げていっています。
次回は、感覚教育についてお話させてください♪